孤独=最高の環境ー孤独がもたらす最高のメリット

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こんにちはカナイです。

今回のテーマは孤独がもたらす最高のメリットです。

 

多くの人は孤独って「かなしい」とか「さびしい」

みたいな悪いイメージを持っていますが、

孤独って実はすごいメリットがあるんです。

 

そういったメリットに加えて、

今の時代では、孤独な時間の価値がますます高まっている

理由を話していきたいと思います。

 

ではいきましょう

 

 

孤独のメリット

 

 

1 , 創造性が上がる

 

 

マギル大学医学部の研究チームは、

4万人を対象とした研究で、

 

孤独な人々の脳は、空想や総合などの

作業を行う脳領域が向上していると

発表しました。

 

研究チームは4万人の被験者の脳画像を

調査し、一般的敵な人と孤独な人の脳には

違いがあることを発見。

 

孤独な人の脳では、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と呼ばれる脳領域の

機能が向上していて、これは人がリラックス

しているときや考え事をしているときに

活性化される領域です。

 

逆に人と話したり、仕事をしたり、運動しているときには

DMNは不活発になります。

 

このDMNが人の創造性を高めるんです。

 

 

実際に、偉大な創作者は孤独を大切にすることがわかっています。

 

 

大人気ミュージシャンの米津玄師(けんし)さんは

デビューする前に、「ハチ」という名前で

自分が作った歌をネット上にアップしており、

それが話題になって人気ミュージシャンになったんです。

 

彼はレコード会社や芸能事務所の力を借りることなく、

孤独な環境で作品を作り続けました。

 

20世紀最大の哲学者である、ウィトゲンシュタイン

は小さな山小屋にこもって、そこで本を書いていたそうです。

 

彼が執筆した20世紀最大の哲学書の一つ

論理哲学論考」はその山小屋で生まれました。

 

孤独でリラックスした状態になると、人とのコミュニケーションや

環境からの刺激といった、自分の外側よりも

 

空想や回想、自分との対話といった自分の内側に集中できるので、

 

結果として創造性が上がるんです。

 

"孤独"="何かを生み出すのに最適な環境"です。

 

皆さんも何かを生み出したいときや面白いアイデアを考えたいときは、

1人で、リラックスできる時間をつくりましょう。

 

 

2 , やるべきことに集中できる

 

 

現代の世界は、やるべきことに集中するのが

とても難しい時代です。

 

何かに集中しようと思っても、

友達からの連絡やSNS、ゲーム、メールチェックなど

集中を妨害してくるものは山ほどあります。

 

現代人は

何か一つの物事に集中する能力が低下しているという研究があります。

 

ロンドン大学のカリーナ博士は、ロンドンの都市部で暮らす

若者とアフリカのヒンバ族に対して

集中力と認知コントール能力を調べる実験を行いました。

 

その結果、ヒンバ族の集中力は、ロンドンの若者に比べて約40%

も高かったんです。

 

都市部に住む若者は、常に人に囲まれて生活をしているため、

脳の偏桃体と呼ばれる警戒システムが過敏になっていたり、

常にスマホが近くにあることでついつい触ってしまうといったことが

原因だと考えられています。

 

だからこそ

多くの人が集中力を失っているこの時代には、

孤独になって何かに集中できるスキルは

めちゃくちゃ貴重なんです。

 

 

 

3 , 脳の休息になる

 

私たちは常に

友達や仕事仲間、家族といった

さまざまな群れの中で生きています。

 

群れの中で生きていると、

自分の意向よりも周りを優先し

周りの期待に応えることを求められます。

 

常に空気を読むことや適切なコミュニケーション

は脳のリソースを大きく消費します。

 

人の脳の容量には限界があるので、何かに集中したい

と思ったら、そこに割くリソースを保っておく必要があります。

 

群れで生きていると、場の空気を読んだり、適切なコミュニケーション

をしないといけないため、それによって脳のリソースが大幅に減ってしまいます。

 

 

孤独になると、空気を読んだり、コミュニケーションをとったり、周り

の都合を優先する必要もなくなります。

その結果、脳のリソースが確保され、自分のペースでやりたいことを追求できるようになり、脳の休息になるんです。

 

 

・「ただ暇な時間」は脳の休息にならない

 

多くの人は、暇でダラダラできる時間=休息だと考えていますが、

それは違います。

 

人間はフロー状態と呼ばれる何かに没頭してのめりこんでいるときに

最も幸福感を得られます。

実際に、フロー状態に入っている人の方が、暇でダラダラしている人よりも、

脳の幸福レベルが高いということがわかっています。

 

だからただ、1人の時間を作れば、脳の休息になるということではなくて

脳の休息を得るためには、何か集中して取り組める物事を見つける必要が

あります。

 

脳の休息は暇でダラダラできる時間からではなく、

何かに没頭して、集中している時間から得られます。

 

みなさんも脳の休息を得るために、何か集中して取り組める対象を見つけましょう。

 

 

4 , 人に依存しなくなる

 

 

よく、孤独になろうっていうと、

 

「でも1人でいるとさびしいじゃん」て言う人がいます。

 

1人でいるとさびしいと感じてしまうのは、人に依存しているからです。

 

孤独に慣れた人は、自分で幸福を生み出せるので、

1人でいても幸福なんです。

 

これはあくまで僕の考えですが、

この世界は残語な場所だと思います。

 

なぜなら、人は基本的に自分のために生きていて、

あなたの幸福なんて誰も気にしてないからです。

 

実際人は皆孤独です。

 

私たちの脳は、コンピューターシステムのように

相互には接続されておらず、頭蓋骨の中にしまい込まれ、孤立しています。

 

だからあなたの脳内で何が起こっているかなんて他の人には分からないし、

家族や友達、恋人でさえ、どうすればあなたが幸福なれるかなんて、誰にもわかりません。

 

常に人と群れて、孤独を楽しめない人は人生がハードモードになります。

 

他者に私を幸福にしてほしいと期待したところで、他者は誰もあなたの幸福なんて気にしていないからです。

孤独な時間がなければ、何かを生み出すこともできません。

 

幸福は誰かに与えてもらうものではなく、自分で生み出すものです。

 

孤独な時間を過ごせるようになると、人に依存しなくなり、自分で幸福を

生み出せるようになります。

 

 

もちろん、孤独にはデメリットもあります。

 孤独な時間が長引くと、メンタルの不調や生活習慣の悪化など につながる可能性があります。 孤独な時間と人と過ごす時間をバランスよく取り入れるのがベストです。

 

皆さんもぜひ孤独な時間を作ってみてください。

 

では今回は以上になります。

 

 

 

 

孤独に関するお勧め本

 

📕「孤独になると結果が出せる」 (茂木健一郎)

 

📕「DEEP WORK 大事な事に集中する」(カル・ニューポート)

 

📕「ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である」(名越 康文)